2023.06
*価格は東京標準の参考価格です(2023年6月1日現在)。 貴重なうなぎを美味しい日本酒とともに2023年夏の「土用丑の日」は7月30日(日)。 2023年夏の「土用丑の日」は7月30日(日)。近年、希少価値のあがるうなぎですが、せっかくいただくのなら、美味しさを最大限に引き出してくれるお酒と一緒にぜひ。 夏の「土用丑の日」といえばうなぎですが、実際、どんなお酒がうなぎに合うのか、日本名門酒会では2006年から毎年、有志加盟店やうなぎや日本酒に造詣の深い方々をお招きして、本部スタッフとともに相性を審査してきました。今年も通算16回目にあたる「鰻に合う酒」の審査を開催。その結果をご紹介します! 審査風景
今回は日本名門酒会本部が選び抜いた日本酒8アイテムと、初回から11年連続1位の評価を得て殿堂入りした「西の関」を合わせた計9アイテムを用意。これを常温かつブラインドでうなぎの蒲焼きと合わせ、その相性を審査していきました。 合わせたのは日本橋小伝馬町にある明治2年創業の老舗「鰻料理 近三(きんさん)」のうなぎの蒲焼き。山椒の使用はお好みで。 審査員には日本名門酒会加盟店である「(株)三浦屋」(東京)の酒類バイヤー・若林 智さん、「岩田屋商店」(東京)の三代目代表・岩田謙一さん、日本酒とうなぎに造詣の深い漫画家のラズウェル細木さん、(有)月刊日本橋「うなぎ百撰」編集長の堺美貴さんをお迎えし、これに本部スタッフを加えた計9名が参加。 「味わいに陰影を付ける奥行きのあるお酒がうなぎには合う」「うなぎと合わせるにはガツンとしたタイプをカウンター的にぶつける手もあるとは思いますが、ソフトに包み込むタイプの方がうなぎ向きかも」「酒の熟成感からくるヒネ香と蒲焼の香ばしさが意外に合うという発見も」と、実際に試して改めてわかる面白さがありました。上位3位に輝いた結果プラスαをここにご紹介しますので、うなぎもお酒もさらに美味しくなるそれぞれの相性の良さや面白さを、皆様もぜひお試しください。 「プロが選んだ 鰻に合う酒」2023年ベスト3 !*お酒について詳しくはこちら 1.8L 720ml 300ml 180ml 「うなぎに合う酒」審査の初回からうなぎとの相性の良さで10年以上不動の一位に輝き続け、殿堂入りした「西の関 手づくり純米酒」。とろけるような上質の甘やかさと旨味、柔らかな酸のバランスが絶妙で、冷やでもお燗でもいけるお酒です。うなぎの旨味とタレの甘味に酒のふくよかな旨味が一体化しさらなる高みに登る、圧倒的な相性の良さをぜひご堪能ください。 【試飲コメント】
1.8L 720ml 宮城の銘醸蔵の、お米由来の風味を充分に楽しめるよう醸された特別純米酒。きれいな甘さと柔らかで品良い旨味、後味に心地よい余韻が広がり、冷やでもお燗でも楽しめます。上品でやわらかな味わいがうなぎに寄り添い、お互いの美味しさを引き立て合います。 【試飲コメント】
1.8L 720ml 吟醸造りを牽引してきた9号酵母発祥蔵の、厚みがあり豊かな味わいの特別純米酒。甘味・旨味がしっかりある味わいながら、ほどよい酸味があり、後切れキレよく、ぬる燗にしても楽しめます。旨味・酸味のバランスの良い味わいが、うなぎの蒲焼きの美味しさをトータルに引き出してくれます。 【試飲コメント】
1.8L 720ml 180ml 愛媛の銘醸蔵の原点ともいえる純米吟醸原酒。原酒ならではの濃厚な香りと、それに負けない押しの強い旨みを持ち、コクのあるなめらかな飲み口は、愛飲家から「梅錦の黒ラベル」と長く愛されてきました。濃厚な旨みのある料理と合うお酒は、うなぎとも見事な愛称を披露。 【試飲コメント】
500ml 300ml 180ml 酒で酒を仕込む、という日本の古い製法を復活させた貴醸酒。8年以上長期熟成させた貴醸酒をブレンドした「しおり」は、琥珀色に輝き、貴腐ワインのように濃密で上品な甘さと、熟成による深くリッチな味わいが魅力です。「鰻に合う酒」で試したところ、「酒をさらに面白くする相性」「一度試してみて!と伝えたくなる」と高評価! 【試飲コメント】
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