《山田錦》の父《短棹渡船》を100％使用。やわらかで深い近江の秋の純米吟醸。

《山田錦》の父株として知られ、幻の酒米と呼ばれていた貴重な《短棹渡船》を100％用いた純米吟醸。《短棹渡船》は栽培の難しさから一時期姿を消し、これを地元の有志農家とともに4年をかけて復活。やわらかで安らぎのある香り、味わい深くふくよかな旨味が広がる、やや辛口のお酒に仕上がりました。

＊9月5日発売

●ひやおろし
●藤居本家

-------- お酒Data --------

【造り】純米吟醸原酒・生詰
【原料米】滋賀県産《短棹渡船》
【精米歩合】麹米60％・掛米60％
【酵母】きょうかい14号
【アルコール分】18度
【日本酒度】+4
【酸度】1.8
【アミノ酸度】1.2

-------- 補足 --------

短棹渡船（たんかん わたりぶね）：《短棹渡船》は《山田錦》の父親にあたり、近江発祥の在来品種。その昔、アメリカ移民局に種子が送られカリフォルニア米の始祖になったという逸話も残ります。栽培の難しさから昭和30年頃には姿を消し幻の酒米に。この酒米に惚れ込んだ旭日蔵元と有志農家が少量のモミ種より4年がかりで復活させました。なお、旭日蔵元では、地元契約農家による「環境こだわり農法」で育てた酒米を使用しています。

味わいコメント

13年

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