日本名門酒会 蔵元紹介

蔵の概要

環境

環境

日本三大急流の一つ、球磨川が流れる人吉市街

熊本県南部に位置する人吉・球磨地方は、四方の山々からの水を集めて球磨川が流れ、秋から春にかけて朝霧にけぶる幽玄な世界を見せる山紫水明の地。米焼酎の故郷としても知られ、夏冬・昼夜の寒暖差が大きい盆地ならではの気候で、米作り、焼酎造りには最適な地です。蔵のある人吉市はその経済・文化の中心地であり、鎌倉時代から明治維新までの約700年間、相良藩の城下町として栄えた街。その歴史を伝える多くの史跡が今も点在する落ち着いた城下町の風情を残し、"九州の小京都"とも呼ばれています。蔵の前にある国指定史跡・人吉城跡の本丸からは、球磨川が流れる市街を一望できます。


歴史

歴史

球磨焼酎のロゴマーク。

「球磨焼酎」とは、熊本県人吉球磨地方で造られる「米焼酎」のこと。500年の歴史を誇り、それもあってシャンパンやコニャックと同様、地名を冠することを世界的に認められています。この球磨焼酎を全国に広めるために、昭和37年(1962年)に球磨焼酎蔵元33社の出資により共同瓶詰会社として設立されたのが始まりです。社名は産地を代表する意味で球磨焼酎株式会社とし、銘柄もズバリ球磨焼酎に。球磨を代表するように酒質には特にこだわった製品つくりを目指しています。


造り

造り

----

瓶詰会社なので製造は行わず、球磨焼酎28蔵元の原酒を厳しく審査して買い入れ、独自にブレンドして製品化しています。厳選された原酒をいかにブレンドするかは、ブレンダーの腕の見せどころ。「球磨焼酎」を代表するように酒質には特にこだわり、消費者が喜ぶ製品造りを目指し、高品質な製品を送り出しています。「球磨焼酎」をベースに用いた梅酒「ひとよし」なども人気。


味わい&合う料理

食

鮎の甘露煮

米の旨みが広がる芳醇な味わい。

蔵元おすすめ酒に合う地元のうまいもん

球磨焼酎の肴は和・洋・中華問いません。


周辺情報

人吉城跡 鎌倉時代より700年にわたってこの地方を支配した相良家の居城にして人吉藩の藩庁跡。建久9年(1198年)創建。築城の際、三日月の紋様の入った奇石が出土したため、別名、織月城、三日月城とも。西南戦争の折に建物は全焼し、現在は石垣も美しい人吉城公園として整備されている。本丸跡より球磨川と人吉市内を一望できる。

青井阿蘇神社 1200年前の大同元年(806年)に創建された阿蘇神社の分霊を祀る神社。現在の社殿は慶長15〜18年(1610〜1613年)に再建されたもので、急勾配の茅葺き屋根、多彩な装飾や色彩など桃山期の華やかな意匠を、神社全体が国宝に指定されている。地元では「青井さん」と呼ばれて親しまれている。

人吉温泉観光協会

「@舎ひとよし」

熊本県観光サイト「なごみ紀行 くまもと」