日本名門酒会

2022夏の頒布会 夏を楽しむ「爽快純米酒」
〜ウチ飲みでゆったり旅気分〜


第1回
6月

かもいずみ じゅんまいしゅ

賀茂泉 純米酒

[広島県東広島市]


賀茂泉らしい旨味としっかりした酸味が調和、輪郭ある味わいの純米酒

1800ml 720ml
1.8コース720mlコース

瓶貯蔵酒

  • 【予定値】
  • 原料米/八反錦(広島県)・山田錦(広島県)
  • 精米歩合/掛米65%・麹米60%
  • 仕込水/賀茂山系龍王山伏流水
  • 酒母/普通速醸酛
  • 酵母/9号系
  • アルコール度/15度
  • 日本酒度/未定
  • 酸度/未定
  • アミノ酸度/非公開
  • 杜氏/新谷寿之(広島杜氏)


延寿蔵全景

蔵元について 大正元年(1912年)創業の『賀茂泉』は、比較的新しい酒蔵ですが、昭和40年代より、本来の日本酒の姿である純米酒をいち早く手掛け頭角を現した、いわば純米酒のパイオニア的な存在です。

『賀茂泉』の蔵元は、酒づくりにとって重要な水を守るために、その水源である山を守る活動(西条・山と水の環境機構)、酒米《山田錦》の産地育成(東広島市酒米栽培推進協議会)や「酒蔵通り」の町並み保存も精力的に行っています。


蔵元正面、新谷寿之杜氏、前垣壽宏社長

蔵元が考える"爽快"なお酒とは……

穏やかな香りで、ほどよい甘味があり、酸との調和が取れた酒

麹米には地元・造賀産の「山田錦」を使用。掛米の「八反錦」は最新鋭の精米機で原型精米をし、玄米の含有たんぱく質を効率的に除去することにより、よりきれいな味わいを目指しました。基幹商品の将来的な方向性として試験醸造するお酒となります。賀茂泉らしい旨味を念頭に、しっかりとした酸が効いた輪郭のある味わいをお楽しみください。

ラベル絵と蔵元周辺散策 西条「酒蔵通り」の賀茂泉蔵元の煙突

東広島市の中心部、JR西条駅南口からすぐ側を走る旧・山陽道、通称「酒蔵通り」に蔵元はあります。多くの酒蔵が軒を連ね、立ち並ぶ白壁やなまこ壁、赤茶色の石州瓦に赤煉瓦煙突が作る独特の景観は、壮観の一言。西条を訪ねたら空に突き出た「賀茂泉」の煙突が目印の蔵元を探し当ててみてください。

毎年10月の第2土・日曜日に開催される「酒まつり」には、両日合わせて20万人が来場し、全国の日本酒ファンはもちろん酒が飲めない人や家族も楽しめる大人気のイベントとなっています。

広島軟水仕込を考案し、広島酒の発展に大きく寄与し、「吟醸酒の父」と呼ばれている「三浦仙三郎」氏の半生をもとに製作された映画『吟ずる者たち』も3月25日から東京を皮切りに全国で公開となり、ロケ地となった当地では、さらなる盛り上がりに期待しています。

醸造元/賀茂泉酒造(株)