日本名門酒会について日本名門酒会は「良い酒を 佳い人に」をスローガンに、全国約120社の蔵元が丹精こめて造った良質の日本酒を、全国1,500店あまりの酒販店を通して流通させてきたボランタリー組織です。 Japan Prestige Sake Association was founded in Japan in 1975. The initial purpose of the institute was to build a network through which to provide high quality sake to consumers who search for quality sake products. ■成り立ち1970年代、「大量生産」「大量流通」「大量消費」という社会背景のなかで、「良質の日本酒」が市場から消えようとしていた時代がありました。そうしたなか、「民族の酒・日本酒の伝統を守り、良質で旨い酒を愛飲家にお届けしよう」という考えから、地方でそうした酒造りをしている蔵元に呼びかけ、1975年2月に、日本名門酒会は発足しました。 活動の基本は、日本酒の本来あるべき本質を守り続けて良酒を造っている心ある蔵元と、意欲的で熱心な酒販店に呼びかけ、良酒を求める消費者に対し、満足できる美味しい日本酒を届けようという運動のネットワーク作りです。 以来、35年の歩みの中で、日本酒復興を目標に掲げ、流通のありかたを見直し、蔵元・酒販店・消費者への啓蒙を含めた様々な活動に取り組んできました。 ■組織構成日本名門酒会の活動は、お酒の生産・流通・販売を担う、「本部」「メーカー(蔵元)」「支部(地方の卸問屋)」「加盟店(酒販店)」によって組織され、各会員の自主性を尊重するボランタリー方式で運営されています。 これに「消費者(愛飲家)」を加えて、「同志的活動体」のヒューマン・ネットワーク組織として活動しています。 それぞれの役割は次のとおりです。
以上、5つのパートを『ペンタゴン(5角形)』と表現しています。各頂点がそれぞれに連係・協調し、日本酒の文化、お酒を楽しむ文化を創造し、日本酒の復興・発展に貢献することを目的としています。 ■日本名門酒会5つの理念
この5つの理念のもと、「良い酒を 佳い人に」をスローガンを貫いていきたいと思います。今後とも、私たちの活動にご期待ください。 ■日本名門酒会の品質へのこだわり◆品質管理委員会 春・秋 年2回、市販酒レベルの品質チェックが行われています 日本名門酒会参加蔵元の取り扱い市販酒の "品質をチェックする" 委員会です。ブラインド・テイスティング5点法で採点され、その後全委員の単品別ディスカッションが厳しく行われます。この委員会で問題になった酒質は委員長裁決で蔵元に報告され商品改善要請がなされます。こうした厳しい品質面のチェックで品質信頼を築いています。 ◆メーカー技術交流会 年1回日本名門酒会蔵元の技術交流会が開催されています 日本名門酒会蔵元同士の技術交流・向上、情報交換を目的に毎年テーマを変え開催されています。参加者は主にメーカーの杜氏および醸造に携わる技術系の方たちで、熱心に技術を学び交流します。日本名門酒会の蔵元同士が切磋琢磨し合い、品質レベル向上への飽くなき挑戦が常に行われています。 ◆各支部「試飲会」 日本酒の魅力の一つ“季節の味わい”の試飲会が開催されています 日本酒の楽しみの一つに "季節の味わい" があり、季節ごとに変化する "旬の味" は大きな魅力となっています。基本的に「春の新酒」「夏の生酒」「秋のひやおろし」の各季節限定酒のシーズン中に各1〜2回、年にして3〜4回、全国支部長会社や地域で加盟店・料飲店を対象に「試飲会」が開催され、商品選択や品質確認、自己のきき酒能力向上への側面支援が行われています。また、近年は消費者参加型きき酒会も開催され、アンケートによる参考集計が行われ活用されています。 ■参加への誘い◆愛飲家の皆様へ 現在、会員化はしておりませんが、「名門酒を楽しむ会(試飲会)」などのイベントが各地で企画されておりますので、お近くで開催の折には是非お立ち寄りください。なお、今後、当サイト上で会員組織化を行い、良酒を育む運動に皆様にご参加いただける機会を作ってまいりますので、ご期待ください。 ◆酒販店の皆様へ (日本名門酒会の加盟店募集) 加盟店とは、日本名門酒会に加盟している小売酒販店のことです。入会の条件や特典などの詳細、および加盟お申し込みはこちらへ。 ■当サイトの運営について日本名門酒会公式サイトは、日本名門酒会にご協力いただいているメーカー、支部、加盟店、本部、そして皆様のご協力のもとに運営されています。 |
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