
れいざん とくべつじゅんまいげんしゅ
れいざん 特別純米原酒
[熊本県高森町]
〜 雄大な阿蘇の恵み 〜
阿蘇・草千里が浜
神住まう霊山・阿蘇山の雄大な自然を映して醸される『れいざん』
九州のど真ん中。世界一の規模のカルデラを持つ活火山・阿蘇山周辺は、変化に富んだ雄大な自然が魅力です。噴煙を上げる中岳を東に仰ぎ、緩やかな起伏を覆うように続く緑の草原・草千里が浜に点在する小さな湖。放牧されている牛や馬が草を食む光景は、ヨーロッパを想わせる牧歌的な風景です。また、至るところで白い湯気を立てる温泉も独特の雰囲気を醸し出しています。
有史以前から噴火を繰り返してきた阿蘇山は、まさに神住まう霊山として古くから信仰されてきました。阿蘇の神・岳磐龍命(=初代神武天皇の兄の子)を祀る阿蘇神社は、肥後国(現在の熊本県)一ノ宮の格式があり、出雲大社の千家家と同じく、古代からの豪族であり、国造家であった阿蘇氏が現在も宮司を務めています。
東西18km、南北25kmに及ぶ阿蘇カルデラ内の南東部に位置する白川村や、『れいざん』の蔵元がある高森町の周辺は、豊かな水に恵まれています。蔵元の標高は553m。年間平均気温は13℃。12月から2月までの平均気温は5℃に達しません。
蔵元から直線距離で500m強にある高森トンネル湧水公園は、現在の南阿蘇鉄道と、宮崎県のJR高千穂線をつなぐために旧国鉄が計画した工事跡のトンネルを利用した親水公園です。工事は大量の出水によって中止されましたが、全長2kmにおよぶトンネルの奥からは毎分32tもの水が湧き、水神を祀る石碑も立っています。
(写真左)蔵の正面 (写真右)山村唯生社長(13代目)
山村酒造(名) 宝暦12年(1762年)創業