[精米(せいまい)・精米歩合(せいまいぶあい)]
精米とは、玄米の外側を削って白米にする作業のこと。お米を「磨く」ともいいます。

どの程度精米したかは「精米歩合」で表されます。たとえば精米歩合70%なら玄米の外側の3割を削ったことになります。50%ならちょうど玄米が半分の大きさになるまで精米したことを表します。

お米の表皮の近くには、タンパク質や脂肪分、灰分など、お酒の風味を悪くする成分があり、一般的に、米を精米すればするほど良いお酒ができると言われています。

しかし、精米歩合だけを見て、酒のグレードを推し量るのは早計です。もともとのお米にタンパク質が多かったり、砕けやすかったりした場合、お酒の良さにつながる精米効果は低くなるからです。


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