[段仕込み(だんじこみ)]
日本酒の仕込みは、酒母に麹を加えたものに、掛米と水を3回にわけて投入していく「三段仕込み」が基本です。

これは先人たちが編み出した日本酒独特の技で、原料の量を三段階にわけて徐々に増やすことで、安全な発酵を促すのです。

三段階にわけて投入する1回目を「初添え」、2回目を「仲添え」、3回目を「留添え」といいます。

「三段仕込み」のバリエーションとして、甘さを補充するための「四段仕込み」や、軟水で辛口の酒を造るための「二段仕込み」などがあります。


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