名門食品館 伝統調味料

和の伝統調味料

[ 醤油 ]

みつぼし しょうゆ

三ッ星醤油

じっくり2年熟成
元禄時代からの伝統を守り続ける気骨

醸造元の堀川屋野村は、醤油の原型となった徑山寺味噌が伝えられた和歌山で、元禄年間に創業。昔ながらの薪火力の和釜で煎り・炊き、もろみが呼吸しやすいように木の大桶で仕込み、醤油や徑山寺味噌を造っています。300年間培ってきた伝統製法を守り生み出される味と香りは他にない美味しさです。

製造元/堀川屋野村(株)[和歌山]


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ここがすごい!

薪火の和釜で炊き、木桶で仕込む

手造りと一口に言っても、ここまで昔ながらの手造りに徹している醤油蔵は珍しいかもしれません。原料である国産丸大豆を蒸し煮にするのも昔ながらのかまどの和釜、国産小麦は鉄製の焙烙で人力で丁寧にかきまわしながら煎ります。いずれも火力は薪。柔らかく煮た大豆と煎って砕いた小麦に種麹をつける麹造りも、ベテラン職人が「手麹」と呼ばれる手作業で行います。

もろみが呼吸しやすいようにと、100年以上の年輪が刻まれた木の大桶に仕込まれ、毎日櫂入れをしながら、約2年じっくりと熟成されます。こうして造られた醤油は、大豆の美味しさたっぷりのコクのある濃口醤油。香ばしく懐かしい醤油の香りが広がる逸品です。

もろみが呼吸しやすいようにと、木桶で仕込まれる三ツ星醤油。


バックグラウンド

元禄の頃から変わらぬ醤油と徑山寺味噌造り

創業は江戸時代の元禄年間に遡ります。和歌山県・紀州の御坊で回船問屋を営み、手土産用に醤油や徑山寺味噌(きんざんじみそ)を造っていたのがその始まり。

徑山寺味噌は鎌倉時代に南宋に渡った禅僧・覚心によって伝わり、醤油の原型となったと言われる味噌で、蔵元のある御坊市から一山こえた向こうにその舞台となった興国寺があります。元禄の頃からほとんどかわらぬ手作業で、自然のままに造りあげられる醤油や味噌は、堀口大學を始め、熱心な愛好者をひきつけてやみません。

徑山寺味噌


商品ラインアップ

徑山寺味噌


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醤油の起源とも言われる徑山寺味噌。麹に刻んだ夏野菜を入れた舐め味噌です。麹のほんのりした甘味と、野菜の歯触りが後を引く美味しさ。

*商品のお求めは日本名門酒会加盟の酒販店まで。

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